常時微動による地盤診断
耐震補強工事の効果を施主様へわかりやすく説明するためには、信頼性のある具体的な情報を提示することがとても大切です。特に、建物の耐震性において、地盤の条件は非常に大きな要素です。
その一つに、機械測定による客観的な耐震診断法として”常時微動測定”があります。これは、建物の微振動を測定し、建物固有の振動周期(固有周期)を計算します。補強工事の前後で比較することで、補強効果が具体的・客観的に示せます。
ホームズ君すまいの安心フォーラムでは、地盤の常時微動を計測して(卓越周期)、軟弱地盤を判断する解析手法の研究を進めています。
常時微動測定とは
地盤の微振動による建物の微振動を観測することで、建物特有の振動特性を評価します。
計測レポート
建物施工過程における、固有振動数の変化
(1)K邸レポート
測定地: 茨城県つくば市
測定日: 2007年8月~9月
コメント:
建築施工過程での常時微動測定の機会を得る事は難しいが、今回つくば市K邸のリフォーム工事に立ち会う機会を得たため、常時微動計測を行った。
ホームズ君すまいの安心フォーラム
常時微動測定 建築施工過程における固有振動数の変化-(1)K邸での測定結果-(PDF資料)